【海男のモテ奮闘記:第9号】ナンパ地蔵からの一歩

こんばんは、海男です。
僕は7月より、
ゴッホさん、くすおさん主催のオンライン、
「男磨きラボ」
に加入しました。
今後は自身の振り返りを込めて、軽い日記形式で更新していこうと思います。
それでは、よろしくお願いいたします。
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【ナンパ地蔵からの一歩】

前日は会社の飲み会。
少し飲みすぎた、二日酔い。
なんとか気持ちで英単語の勉強と筋トレをやる。
俺は最近、ゴッホさん、くすおさん主催のオンラインサロン、
「男磨きラボ」
に加入した。
みなさん活発に活動しており、その活動を見るたびに股間が膨らむ。
俺自身はなにも活動できていないのに!!
今日はサロンメンバーが渋谷のクラブに行くと言う。
正直、クラブは苦手だ。
その苦手な理由もわかっている。
俺がイケイケから程遠い人間になってしまっているからだ。
クラブほどイケイケ感が求められる場所はない。
加えて、低身長の俺は埋もれてしまうことも多くはっきり言って不利だ。
そのこともあり苦手意識がずっと抜けない。
そうはいっても股間はうずついている。
まずは表参道までいってみるか。
夕方ごろ、到着。
いい匂いがしそうな街だ。
好き。
とりあえず、雰囲気に流されスタバに入る。
それっぽく読書。
居心地は良い。
気付けばもう19時を回っていた。
そろそろ渋谷方面に近づいてみるか。
徒歩。
徐々にガラが悪くなり始める。
慣れない。
怯むぜ。
スタバに逃げよう。
なんとなく、本を読む。
何をやっている、俺。
と思っていたら、
めちゃめちゃ可愛い子が正面に座るではないか!!
この辺りから少しキモさが出てしまっていたかもしれない。
気にしないフリをしながら読書に励む俺。
けど、気になってしょうがない。
チラッと見てしまう。
ダメだ!見るな!!
意識とは反対にチラ見してしまう俺。
なんて美女に弱いんだ俺は!!
気付けばもう21時だ。
そろそろ出なければ。
、、、
このまま何もしないで良いのか俺は。
こんな可愛い子、いつまた出会えるかわからんぜ。
どうだい?海男ちゃんよぉ!
とりあえず荷物を持ってトイレに入り一呼吸。
もうここから普通に話すことはまず無理だろう。
ポケットを探ってみる。
一枚のレシート。
これしかない、今の俺には。
さっとLINEのIDを書く。
この一枚にかけよう。
トイレから出る。
よし、あの子はまだいるぞ!、、、、、、、
Uターン。
無理!!!
マジで無理!!!!!
そのままお店から出る。
なーにをやっとんじゃ、俺。
店を出てエスカレーター前でもじもじ。
葛藤しながら5分は経っただろうか。
あーでもない、こーでもない。
永遠と行けない言い訳が出てくる。
そんな中、俺は想像した。
俺はナンパ師として活動したこともあり、
そこら中で声を掛けていろんな美女を抱いてきたんだ。
もちろん断られることの方が多いさ。
それでもそれをきっかけにいろんなやつに出会えたし、美女も手に入れられたし、どんな困難にも臆さない強メンタルが手に入ったよ。
気付けば人生イージーモードさ。
俺はそんな、自分語りをしている自分の将来像を妄想した。
いくしかない!
俺は勇気を振り絞ってその子の前に立った。
海男「ねえ、こんばんは!」
女の子はキョトンとしている。
海男「これ、俺のLINE ID。すごく可愛いなと思って声掛けたんだ。」
すっと紙を差し出す。
めちゃめちゃどもりまくっている!!!!!
女の子は眉間にシワを寄せ、
女の子「ごめんなさい、無理です。」
海男「あ、そっか、ごめんね。」
立ち去る。
恥ずかしい気持ちと情けない気持ちでいっぱいになりながらスタバを立ち去る俺。
一刻も早くその場を立ち去りたかった。
けど良かったんだ、これで。
俺はまた一歩進むことができたんだ。
その後、サロンメンバーとは合流せず、帰路に着いた。
まだまだこれからだ。
まずはどもらないことを意識して、また一歩踏み出そう。
海男

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